テキストエディタ(mule)の使い方
教養ゼミ(CVとその周辺)教材
UNIXでプログラムの作成や修正その他文字列データの編集にはテキストエディタを使う。ここでは
emacsから派生したもので、日本語が扱えるようになっているmuleコマンドの使い方を示す。
%(コマンドプロンプトという)は入力する必要なし。∠はリターンキーを入力、?はスペースキー
を入力、ctrl-xは control キーを押しながら x を入力、M-vは esc キーを押した後 v を入力を
意味する。
●muleの起動と終了
%mule ? ファイル ∠
ウィンドウシステム上では新しくウインドウが開く。マウスで適当に位置を決めたら、左ボタンを
1回押す。入力した文字が小さくて、使いにくい時は
%mule ? -fs ? 20 ? ファイル ∠とすればよい。
ctrl-x ctrl-c muleを終了する。ファイルの内容を変更した場合は保存するか
聞いてくるので保存する場合は y を入力。
●カーソルの移動
1行上に移動
ctrl-p
↑
1つ左に移動 ctrl-b ← ◎ → ctrl-f 1つ右に移動
↓
ctrl-n
1行下に移動
行頭に移動 ctrl-a 行末に移動 ctrl-e
文頭に移動 M-< 文末に移動 M->
●削除
ctrl-d カーソルにある文字を削除する。
ctrl-k カーソルの文字からその行の最後までを削除して記憶する。
ctrl-y ctrl-k によって記憶した内容をカーソルの場所に挿入する 。
●ファイルの操作
ctrl-x ctrl-f 別ファイルの読み込み。ファイル名を聞いてくるから、ファイル名を入力する。
ctrl-x ctrl-s ファイルの保存。
●日本語の入力(ウィンドウシステム上で)
ctrl-\ 日本語入力の起動及び終了。起動させるとmuleの下の方に[あ]と表示される。
? 変換。変換中はmuleの下の方に[漢字]と表示される。変換中は、以下の操作がで
きる。
∠ 決定。
●変換中の操作
? 次の候補の表示 ∠ 決定
ctrl-f 文節を1つ後ろに移動 ctrl-b 文節をひとつ前に移動
ctrl-i 文節を短くする ctrl-o 文節を長くする