寮の在り方改善の今後の方策について

                           2000.07 検討メンバ ・ハード面については、改修および女子寮の新設が予算要求されているので、結果待ち の状況。PRおよびソフトランディングが重要。 ・ソフト面は来年4月実施に向けてかなり急いで対応する必要がある。 ・PR・フィードバックに関し、学生寮自治会との話合い、寮生大会における説明を通し て学生向け基礎的地ならしはなされたが、なお全体の意識を変える努力が必要。 ・このため、周知用掲示板の設置、専用ホームページ、匿名でもやりとりできる電子掲 示板、電子メールの専用受け口などを設置・活用することが望ましい。寮生以外の学生 からの意見、希望も得られるようにしたい。 ・教職員の積極的サポートが望ましいが、副学長からのメッセージ(寮の在り方小委員 会の発足について 7月18日付)により、現時点では十分なPRがなされているとい えよう。 ・ソフト面について、新1年生のあり方がキーポイントとなる。できるだけ早く決断し、 PRする必要がある。相当強引でも決めてしまい、改修もにらみながら、他の上級生分 はそれと整合性があるようにすることが考えられる。 ・学生生活実態調査報告書(平成11年12月)に見られるように、入寮を希望しない 大きな理由(約30%)がプライバシーが保たれにくいことにある。異論はあっても今後 の方向性として個室をベースに考えてはどうか。 ・縦割り制を横割り制にすれば一挙に問題が片づくかどうかは必ずしも明確ではないが、 大きな変革を行うとの姿勢を示すため横割りを行うのがよいと思われる。なお、商船高 専は横割りが多いので出身者の意見が参考になる。 ・新1年生についての試案: 1棟を専用とし、個室をベースとして部屋割りし、半年 で部屋替えする。管理人をおく(夜間を中心とする)。早急におけない場合は、教職員 が交代で詰めることも考える。新しい規則を適用し、成績、素行などによる退寮条項を 認めた者のみ大学が入寮を認める。部屋替え時は原状復帰を原則とし、不十分な場合復 帰費用(公務員宿舎の場合に類似)を徴収する。 ・休み期間は原則いないようにし(規則等で)、管理の手間と費用の最小化に資するこ とも考えられる。 ・新1年生についてやり方をできるだけ早くきめ、大学の公式ホームページ、募集要項、 入寮案内などに反映させる。この結果、入寮生の減少傾向に歯止めがかかることを目指 し、これを今後への試金石となるようにしたい。 ・他の学年については新1年生の扱いとの整合性、できるだけ早く望ましい姿に近づけ るとの発想で対処したい。 ・現寮生との対話については2つの立場が考えられる;  1.できるだけ対話を重視し、なるべく早く全体を新しい体制で運用する。  2.学年進行にまかせ、現寮生との対話は最小限ですます。 ・1の路線の方が望ましい。ただしある程度の混乱や摩擦も覚悟する必要がある。 ・新1年生および上級生の新しい運営が初年度実施されたら、次のステップとして女子、 留学生、大学院生の入寮も検討する。                                      以上


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